カッピング、外傷手当の際に出血した廃棄物の処理はどうするか
いつも定期的にメンテナンスに来院される30代の男性。
今日も普通にカッピングを10分行ったところ、1か所から血液が滲み出ていました。
圧力は-30㎪です。
特に施術前に目立つ傷口があったわけではありませんが、このようなことがたまに起こります。
多少の掻き壊しがあったのかもしれません。
いずれにせよ、血液または浸出液が出た場合はカップを外し、体液の付いたカップは中性洗剤等ですぐに洗浄し、完全に体液を洗い流します。
血液や浸出液が出てしまった部分は消毒用ウエットティッシュ等で拭き取ります。
場合によってはアルコールなどによるアレルギー等があるかも尋ねる必要があります。
家庭でこのような状況が起こった場合は、基本的に一般廃棄物の処理となります。
では医療機関ではない、整骨院や鍼灸院、または整体院などではどうでしょう?
医療機関では感染性医療廃棄物として処理をする手続きをします。
医療機関でない整骨院等でも外傷の処置などで傷口から出血をしている場合など多々遭遇します。
環境省に問い合わせたところ、法的には医療機関ではないので感染性医療廃棄物処理には該当しないそうです。
ですので事業系のごみ処理として処分できるそうです。
ただ、自治体によってその取り組み方などが異なるようですので確認をとられてみてください。
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