マッサージのベッドとカイロプラクティックのベッド、どう違う?
当院では、開業時(平成15年)から普通の整骨院や病院で使うような平ベッド(マッサージベッド)ではなくカイロプラクティック専用のベッドを使用しています。
一般の人からすると何が違うのか?わかりませんよね。
例えば、僕の母は美容師でハサミがないと仕事になりません。
もちろん椅子も必要ですが。
なので、美容師さんの使うハサミは高額です。
カイロプラクティック専用のベッドは、そのものが治療機器になっています。
色々なタイプがありますが、僕の使用するベッドはどんな体位でも治療できるようにベッドが変形し、ドロップ機能がついていて、全身の矯正を上から押圧するだけで可能なタイプです。
ちなみに金額は90万くらいでした。
現在では値上がりし、100万以上だそうです。
なので、最近ではこの手のベッドを買う先生は非常に少なくなったそうです。
(現在売れるのは1台40~50万くらいのベッドだそうです。)
僕はこの手のアナログタイプが好きで、大事に使用しています。
ところが先日から、ヘッドピースの昇降機能がロッキングを起こし、仰向けもうつ伏せもつらいポジションになっていました。
購入当時のお付き合いで担当エリアが違うのですが、すぐに営業マンが来てくれました。
最悪ガスシリンダーの交換か?とも思ったのですが、問題はカムを引っ張るピンの動きが錆びついていたようで、そこに潤滑剤入れたらスムーズに動くようになりました。
去年が電動タイプのカイロベッドのガスシリンダー交換だったので、13年も経てばしょうがないかと思いましたが、簡単なメンテナンスでクリアできました。
そろそろ新しいベッドに買い替えましょうよと言われたけど、これが気に入ってるし生涯使い続けて、子どもが治療家になるならいずれ譲ってやろうと思っています。
当院でカッピングや他の物理療法など、受けていて快適なのはベッド(テーブル)そのものの良さもあるんですよ。
ギックリ腰のつらい姿勢もこのベッドなら負担なく治療できます。