業者とのお付き合い

今日は珍しいお客さんが訪ねてきた。

 

江崎機械の営業マンで、開業当初からのお付き合い。

 

当院に出入りする業者はほぼ決まっており、一番最初に来たのがこの営業マン。

 

開業時は、ベッドの導入に一番お金をかけた。

 

15年前は今ほど物理療法に興味もなく、自分の腕(手技)が全てと思い込んでいた。

 

なので、一番大事なのは接骨院によくある平ベッドではなく、開業時からカイロベッドを使用した。

 

これは、もともと自分がカイロプラクター志望で、最初に務めた治療院がカイロプラクティックを使う整骨院だったため、院長にすすめられて柔道整復師の道に入った。

 

「カイロは俺がある程度教えてやる、この道で食っていくのなら国家資格をとれ」という院長の言葉で今の自分がある。

 

そういう意味で、最初の「出会い」はとても重要だった。

 

1台は、電動式のカイロベッドでオリジナルのエサキマークⅡ。(40万くらいだったかな?)

 

確かこれは発売されたばかりだった気がする。

 

開業当時の物理療法(補助療法)はほぼ吸い玉療法だったので、電動式は腰がつらくならなくて助かった。

 

もう1台はロイドのドロップテーブル。(90万くらいしたと思う)

 

どんな状態でも施術できるよう形が変形するため、ギックリ腰などの治療に大いに役立った。

 

開業時から自費治療を始めていたので「費用対効果」「耐久性」「メンテナンス」などを重要視して機材の導入をした。

 

その後、東京都柔道接骨師会の物理療法講習会で伊藤超短波のES-520と出会い、「ハイボルテージ治療」に衝撃を受け、約250万の投資をしたのがきっかけで以来、伊藤超短波さんはずっと所長が顔を出してくれている。

 

意外にも医工さんとはそのあとで繋がることになるのだが、吸い玉療法講習会に参加したのがきっかけで、前社長(現・相談役)と意気投合し急きょ講習会の臨時講師を依頼され、さらにカッピングパルサーの開発に係る運びとなった。

 

最近では酒井医療株式会社のフィジオさんやしまむら医療さんが新たにお付き合いが始まった。

 

なので、ほぼほぼうちには最新の情報と機械のデモが来る。

 

ありがたいことだ。

 

これをさらに活かすために「日本吸い玉協会」の会員の方たちに最新情報を発信していけたらと思う。

 

今日も絶対に聞けない裏話が聞けました。

 

ひとつ重要なことは、たった一つの手技や機械ですべてを賄えないので沢山のメーカーさんや商社の方に協力してもらっている。

 

なので、相手方の立場になって立ち居振る舞いをするということが肝心。

 

やはり「義理」と「人情」は大事。

 

協力いただいている業者の方々に失礼のないよう、末永くお付き合いしたいと思う。

 

それにしてもよく機械買い続けたな~。

 

おととし300万。

 

昨年200万。

 

今年は・・・回収させていただきます!(笑)

 

投資しない年はほぼなかった。

 

多分、余裕でもう1軒家建てられただろうな。