アクション女優 田浦リオちゃんが来院。
自宅から近い荻窪に事務所のあるアクションクラブに入ったのは16歳の時。
当時アルバイト探し専門の情報誌「FromA」でキャラクターショーのスタッフ募集をクラスメイトが見つけ、自分に声をかけてきた。
高校入学当時からJACに入団した生徒や体操部出身の生徒が集まり、アクションに憧れていた自分にはとてつもない影響力で、休み時間ともなればすぐに体育館へ移動しアクロバットの練習に明け暮れてる毎日でした。
そんな中での声かけに興味深々で面接に。
これがアクションを始めるファーストステップでした。
それから色々あって、営業職から転職し今の仕事に就いたわけですが、当時の仲間や先輩、後輩、俳優になっていたり、殺陣師になっていたり、監督になっていたり、または自分のように全然異なる職種についていたりと、最近ではフェイスブックによる繋がりで数十年ぶりに同窓会などに招かれるようになりました。
そんな流れで、当院には当時のアクション仲間や映像関係のお仕事の方が沢山いらっしゃいます。
昨日は後輩で、特撮関連では「レスキューフォース」や「リュウケンドー」で活躍した田浦リオちゃんが来院。
「レスキューフォース」ではR4のスーツアクター、「リュウケンドー」では敵の女性幹部レディゴールドを演じていました。
だいぶ年も離れているのでほとんど一緒に仕事をしたこともなかったですが、立派なアクション女優に育っていたようです。(笑)
現在は2児の母親として子育て真っ最中です。
今回は下の子を抱っこするのも辛い腰痛で、急にフェイスブックからメッセージが入り、急遽来院する運びとなりました。
以前からうちの治療に興味を持っていたようで、何度かメッセージももらっていましたが、今回は本当に辛かったようで、去年間違えて移転前のビルを訪ねてしまい見つからなかったという結果になったそうです。
過去に数回ギックリ腰を経験しているという事もあり、今後のことも考慮ししっかりと治療していく必要性を説明して治療にかかりました。
アクション引退とはいえ、さすがに柔軟性は高く前屈と後屈ではやや前屈が辛いという状況でした。
何となくぎこちなく、不安げな動きを確認しつつまずはストレッチングボードでふくらはぎから全身をストレッチ。
これだけで、前屈は改善されました。
ベッドにうつ伏せになると左右の足の長短が揃わず、ブロックを使って骨盤調整しつつカッピングで腰上の緊張を緩和する。
施術前(左)と施術後(右)
その後、足から背中にかけて超音波コンビネーションとラジオ波を入れて、お腹は腸腰筋と横隔膜の緊張を緩和させるためにラジオ波を入れました。
最後に仙腸関節の調整と首、胸椎の矯正を行って治療終了。
動きは断然スピーディーになり、本人はその「軽さ」に驚いていました。
頚肩の不具合も訴え、枕の話しにもなり当院で扱ってる枕を紹介したら、つい先日注文したばかりとちょっと残念なことも。
ともあれ、フェイスブックで見ていたうちの施術を実際に体験し、僕の施術を「魔法の手」と自らのフェイスブックで呼んでくれています。
この業界、「ゴッドハンド」というのが目立つようになりうんざりしていましたが、「マジックハンド」はいいかも知れないと思う今日この頃。
でもマジックハンドって聞くとついこっちを連想しちゃうんだよね~。
こっちのほうがいいかな。