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キネシオテーピングとスポーツテーピングの違い

「治療」と「固定」の違いです。スポーツテーピングでは関節を固定してしまうため可動性が損なわれ、充分なパフォーマンスを発揮できず、血液やリンパの循環が悪くなり、患部の治癒が遅れます。

キネシオテーピング4つの特徴

1.筋肉を保護する効果・・・筋肉を調節している神経の乱れを元に戻して本来持っている機能を回復さる。
2.血流の改善・・・皮膚と筋膜、筋肉のあいだに隙間が発生し、筋肉を動かすことによって局所にたまっている血液や組織液をポンプ作用で循環を促す。これにより浮腫や内出血が改善される。
3.鎮痛作用・・・テープ自体の伸縮性による皮膚や筋肉への運動刺激が痛みの軽減や消失をみせる。
4.筋膜及び関節の調整・・・キネシオテープを筋肉にそって貼ることにより筋膜が調整され、筋肉の機能も正常化する。

※このテープの伸縮率は筋肉(皮膚)の伸縮率と同じ30~40%に設計されていますので、別名「人工筋肉テープ」とも呼ばれています

注意点

・キネシオテープは基本的には引っ張らないで貼ること。
・貼ったまま入浴出来ますが、入浴後はタオル等で水気をよくとっておくこと。
・日常生活では、2~3日貼ったままでも構いませんが、運動後はテープに塩分が含まれるの
ですぐ入浴するか剥がしてしまった方がかぶれを起こしにくいかと思います。
・かゆみが出た場合は、すぐに剥がしてください。
・剥がす時はテープを引っ張らず、テープから皮膚を離すようにはがしてみてください。

障害の原因

骨格筋が異常な収縮をしたり、血流障害により酸素欠乏を起こした場合、正常な可動範囲の減少、筋膜の拘縮、浮腫などにより体が硬くなったり、痛みが起こります。骨格筋は、酸素が十分に供給されないまま収縮を続けると強い痛みを覚えます。骨格筋のコンディショニングを上手く行うには、神経系の働きを整えることや、血流をスムーズにして充分な酸素や栄養を骨格筋に送り込むことが大切です。
また浮腫や内出血がある場合にはこれらを取り除く必要があります。

なぜキネシオテーピングが効果的なのか?

筋肉が炎症を起こしたり、疲労などによって張ったり硬くなったりすると、筋肉と皮膚の間の隙間がせまくなり、リンパ液などの組織液の循環が悪くなります。すると、筋肉・筋膜・皮膚の中にある痛みを感じとるセンサー(侵害受容器)に刺激があたえられ、痛みを感じるようになります。 これが痛みのおきる仕組みです。
そこで伸縮性のあるテープ(キネシオテープ)を痛いところに筋肉(皮膚)側を伸ばした状態で貼ってみると、筋肉(皮膚)を伸ばした状態から普通の状態に戻した時にテープが皮膚の表面を緩めてシワがよります。
筋肉が伸びすぎないように調整される為、筋肉が動かしやすくなり、痛みの受容器に対する刺激が小さくなります。そのシワはテープの伸縮性と粘着性によって、筋肉(皮膚)を持ち上げていることを意味します。キネシオテープが密着した皮膚の下には、10ミクロン(サランラップ1~2枚の厚さ)の隙間がつくられます。
その隙間にリンパ液が流れ込み、ギシギシと擦れ合って痛む筋肉どうし、各組織間の摩擦も緩和し痛みは抑えられるようになり、人間本来備わる自然治癒力を発揮しやすい状況をつくるからです。

※延寿堂ではマルチポアスポーツとKTテープPROを使用しております。

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キネシオテーピングとKTテープの資格証明書

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